今回のテーマはテキサスホールデムの攻略法です!テキサスホールデムは、現在のカジノで主流となっているポーカーの遊び方です。
「テキサスホールデムの勝利戦略って?」
「テキサスホールデムで強いハンドは何?」
「テキサスホールデムでブラフは必須?」
当サイトでは、ポーカーファンにおすすめのカジノのリストもご覧いただけます。
こんな疑問を持っている方は、ぜひ本稿をご一読ください。
テキサスホールデムで使える攻略法はありますか?
もちろん!まずは、基本的なルールと一緒に学んでいこう。
テキサスホールデムとは 基本ルールと特徴
テキサスホールデムとはポーカーの一種で、ランドカジノでは最も主流になっています。ドローポーカーやスタッドポーカーとは異なり、場でオープンになっているコミュニティカードと自分の手札を合わせて役を作る仕組みのフロップポーカーです。ここではテキサスホールデムについてルールや特徴を解説します。
テキサスホールデムの基本ルール
テキサスホールデムは、プレイヤーに配られた手札とコミュニティカードを組み合わせて役を作り、最も強い役を作った人が勝利して配当を受け取れるというのが基本ルールです。ディーラーを囲んで2人~10人くらいのプレイヤーが競い合う仕組みになっています。デッキはシングルデッキでジョーカーは使用しないのが一般的です。
テキサスホールデムでは最初にプレイヤーに対して2枚の手札が配られ、コミュニティカードとして5枚のカードがクローズの状態で場に出されます。ゲームはプリフロップ、フロップ、ターン、リバーの4ラウンドによって構成されていて、各ラウンドでプライヤーは以下のようなアクションを時計回りにおこなっていきます。
- フォールド(ゲームの負けを認めて降りること)
- チェック(パスして特にアクションを起こさないこと)
- コール(自分よりも前のプレイヤーと同額のベットをすること)
- レイズ(他のプレイヤーよりも高い金額のベットをすること)
- リレイズ(レイズされた金額にさらに上乗せしてベットをすること)
各ラウンドではオープンになっているコミュニティカードが異なります。プリフロップの段階ではコミュニティカードがすべてクローズされた状態です。プリフロップではチェックができず、一般的にはフォールドするか、コールして他のプレイヤーと同額のベットをします。
フロップ以降になると、コミュニティカードが順次オープンになっていきます。フロップでは3枚、ターンでは4枚、リバーでは5枚がオープンになります。リバーのラウンドが終了した時点でプレイヤーの手札をオープンにして、コミュニティカードと組み合わせて役を作ります。
合計7枚のカードから5枚を組み合わせて、最も強い役で勝負します。勝利したときにはコールやレイズによって、ポットに貯められていったチップを獲得できます。テキサスホールデムでは参加プレイヤーが多く、たくさんの賭け金が集まったときに勝利金も大きくなります。
テキサスホールデムの特徴
テキサスホールデムはディーラーとの勝負ではなく、プレイヤーとの勝負なのが特徴です。ディーラーとの勝負をするポーカーはカジノホールデムなどと呼ばれます。
カジノホールデムは、オンラインカジノではコンピューター戦をしやすいというメリットがあるため、初期から取り入れられてきました。
ランドカジノでは、一人のディーラーがたくさんのプレイヤーをさばけることに加えて、プレイヤー間での駆け引きを楽しめるためテキサスホールデムが人気です。もちろんオンラインカジノでもテキサスホールデムは大人気のため、ライブカジノなどで導入しているケースが多くなっています。
テキサスホールデムにおけるプレイヤースキルの重要性
テキサスホールデムは、プレイヤースキルによって勝敗が大きく変わります。ポーカーでは手札とコミュニティカードが配られた時点で、役がどうなるかが決まるのでプレイヤースキルは関係なく、運で勝敗が決まると考えてしまうかもしれません。
たしかにカジノホールデムの場合には、ディーラーとの勝敗がカードの配布の時点で決まるため、引きや運に左右されがちです。しかし、テキサスホールデムの場合にはカードが配られた時点で役は決まりますが、勝敗は決まりません。
テキサスホールデムは、なによりプレイヤー間での駆け引きが重要になります。仮にストレートやフラッシュくらいの役ができそうだという状況だったとしても、他のプレイヤーが強気でリレイズをしたら「もっと強い役なのかもしれない」と思ってしまうでしょう。
しかし、最後になってリレイズしたプレイヤーのハンドを確認したら、ただのワンペアだったということもあります。このように役がなくても周りのプレイヤーがフォールドしてしまえば勝てるのがテキサスホールデムの特色です。
逆に、強い役がフロップくらいの時点で成立している場合にも駆け引きができます。たとえば、コールでフォローするくらいで弱気に見せておいて、最後にレイズして一気に金額を釣り上げて勝負することも可能です。
急に強気になった様子を見て、慌ててフォールドするプレイヤーもいるでしょう。勝率を上げながら、一勝で獲得できる金額を引き上げる巧妙なトリックです。このようなテクニックを身に付けたプレイヤーが勝ちやすいのがテキサスホールデムです。
テキサス ホールデムのポジション
テキサスホールデムでは、テーブルのどのポジションに座るかによってプレイスタイルを変えることが重要です。プレイヤーは他の人のアクションを見ながら戦略を練ることで勝てるチャンスが高まります。ここでは各ポジションの特徴とポジションによる戦略について解説します。
各ポジションの特徴
テキサスホールデムのポジションはライブブラインド、アーリーポジション、ミドルポジション、レイトポジションに大別できます。
ライブブラインドはディーラーの左隣に座るスモールブラインド(SB)と、その左隣のポジションになるビッグブラインド(BB)があります。ライブブラインドはテキサスホールデムで必ずベットすることが求められるのが特徴です。
ライブブラインドの2人の左隣からアーリーポジション、ミドルポジション、レイトポジションと呼びます。特にBBの左隣のポジションはアンダーザガン(UTG)と呼ばれ、SBとBBがベットした後に最初にアクションを取るのが特徴です。UTGは最も不利なポジションと言われていますが、あえてこのポジションで戦略を立てる人もいます。
レイトポジションの中でも最後にアクションをする人はディーラーボタン(BTN)と呼ばれています。ディーラーの右隣に位置するポジションです。ディーラーボタンは、すべてのプレイヤーのアクションを見てから自分のアクションを決められるので有利と言われています。
基本的にはディーラーボタンが最も有利で、レイトポジション、ミドルポジション、アーリーポジションの順に不利になっていきます。ただ、あくまで他のプレイヤーのアクションを参考にできるかどうかの違いがあるだけなので、戦略の立て方によってはアーリーポジションでも有利になることもあります。
ポジションに基づいて戦略を変更する方法
ポジションによる戦略の変更方法は基本を知っていると簡単です。アーリーポジションからレイトポジションに向かって、だんだんと手札が弱くても参加できるチャンスが広がると考えると良いでしょう。
アーリーポジションでは強い手札のときに参加するのが基本です。AやKなどの強い数字を重視し、スートが揃っていないか、ペアができていないときには参加を慎重に検討します。
ミドルポジションの場合には、ブラフで駆け引きできる可能性が高くなるので、やや弱い手札のときにも参加する方針を立てられます。
レイトポジションは特別にカードが弱くない限りは参加可能です。ただ、スートが揃っていなくてペアもなく、ストレートになるような数字の組み合わせでもなく、Aなどの強いカードもまったくないときにはリスクが高いので勝負を避けるのが無難です。
テキサス ホールデムでのブラフ
テキサスホールデムでは、ブラフによる駆け引きが効果的です。ブラフは単純に言えばハッタリを通して他のプレイヤーを陽動することです。ブラフを使いこなせるようになると、プレイヤースキルが上がるのでしっかりとポイントを押さえておきましょう。
ブラフを効果的に行う時期と方法
ブラフは手札を見たときに勝てる役ができそうもないけれど、アクションによっては他のプレイヤーを動揺させてフォールドさせられるかもしれないという条件が揃ったときに使います。コミュニティカードが一部オープンになったフロップや、ターンのときにおこなうのが基本です。
例えば、フロップの時点でコミュニティカードが同一スートになっている場合には、フラッシュの可能性が高くなります。特にスーテッドコネクターになっているときには、フロップの段階で強気にレイズすると、既にストレートフラッシュができているのではないかと懸念されます。
ブラフは他のプレイヤーのアクションや、コミュニティカードの内容を考慮しておこなうことが必要です。アーリーポジションで強気のレイズがあったときに、ミドルポジションやレイトポジションでリレイズをかけると、強い手札が揃っている可能性があるとイメージされます。
ただ、コミュニティカードの状況を見て明らかに強い手札にはできない状況だったとすると、ブラフだと見抜かれてしまいます。総合的に見て、他のプレイヤーを陽動できるようにブラフをおこなうのが大切です。
セミ ブラフと純粋なブラフの区別
セミブラフと純粋なブラフを使い分けるのは重要です。
セミブラフはまったく勝ち目がない状況ではなく、今は役がないけれどターンやリバーまで行けば勝てる役ができる可能性があるときにおこなうブラフです。コミュニティカードに依存する部分が大きいのが難点ですが、自分の手札だからこそ役になるというパターンをイメージできるときにはセミブラフが有効です。
純粋なブラフは役ができなくても完全なハッタリでコールやレイズをするのに対し、役で勝てる可能性もあるのがセミブラフです。
純粋なブラフは、繰り返していると他のプレイヤーに警戒され、陽動の効果がなくなります。一方、セミブラフの場合には、役ができて勝ったときには強気のプレイヤーと思われるだけで済むこともあります。両者を区別して使い分けると、他のプレイヤーとの心理戦に勝ちやすくなるでしょう。
ブラフにも種類があるんですね。
純粋なブラフの使いすぎには注意が必要だよ。
テキサス ホールデムのスターティング ハンドをマスターする
スターティングハンドはテキサスホールデムの戦略にかかわります。ここではスターティングハンドの強さと確率を解説します。
ハンドの強さとその確率を理解する
スターティングハンドの2枚のカードは、組み合わせによって勝率が異なります。単純に考えると52枚のカードの中から2枚が選ばれて手札として配られるので、1326通りの組み合わせがあります。
どの組み合わせも確率的には同じですが、テキサスホールデムでは役を作る上でスートが合っているかどうかによって勝率の違いがあります。スートが合っているか、合っていないかで区別すると組み合わせ数は169通りです。
それぞれの発生する確率にも違いが生じます。勝ちやすいハンドになる確率を理解して、勝てるときに勝負に出るようにすると利益を上げやすくなるでしょう。
ハンドグループ表とランキング
スートが一致しているかどうかを分けたスターティングハンドをグループ化して一覧にすると以下のようになります。ハンドに記載されたsはスートが合っている、oはスートが合っていないという意味です。
テキサスホールデムでは、参加するプレイヤーの人数によってスターティングハンドによる勝率の違いが生じます。ここでは2人でプレイする場合のランキングを用意しました。参考として6人、10人でプレイするときの理論的な勝率も付記します。
順位 | ハンドグループ | 2人 | 6人 | 10人 |
1 | AA | 85.3% | 49.2% | 31.1% |
2 | KK | 82.4% | 43.0% | 26.1% |
3 | 79.9% | 37.9% | 22.2% | |
4 | JJ | 77.5% | 33.6% | 19.3% |
5 | TT | 75.1% | 30.0% | 17.2% |
6 | 99 | 72.1% | 26.6% | 15.6% |
7 | 88 | 69.1% | 24.0% | 14.4% |
8 | AKs | 67.0% | 31.1% | 20.7% |
9 | 77 | 66.2% | 21.9% | 13.7% |
10 | AQs | 66.1% | 29.4% | 19.3% |
11 | AKo | 65.4% | 27.9% | 17.2% |
12 | AJs | 65.4% | 27.8% | 18.1% |
13 | ATs | 64.7% | 26.7% | 17.3% |
14 | AQo | 64.5% | 25.9% | 15.5% |
15 | AJo | 63.6% | 24.4% | 14.3% |
16 | KQs | 63.4% | 28.3% | 18.6% |
17 | 66 | 63.3% | 20.1% | 13.1% |
18 | A9s | 63.0% | 24.2% | 15.4% |
19 | ATo | 62.9% | 23.1% | 13.4% |
20 | KJs | 62.6% | 26.9% | 17.6% |
21 | A8s | 62.1% | 23.3% | 14.8% |
22 | KTs | 61.9% | 25.8% | 16.9% |
23 | KQo | 61.4% | 25.1% | 15.1% |
24 | A7s | 61.1% | 22.5% | 14.3% |
25 | A9o | 60.9% | 20.3% | 11.2% |
26 | KJo | 60.6% | 23.5% | 13.9% |
27 | QJs | 60.3% | 26.1% | 17.1% |
28 | 55 | 60.3% | 18.5% | 12.3% |
29 | A8o | 60.1% | 19.4% | 10.6% |
30 | A6s | 60.0% | 21.7% | 14.0% |
31 | K9s | 60.0% | 23.2% | 14.8% |
32 | A5s | 59.9% | 22.2% | 14.5% |
33 | KTo | 59.9% | 22.3% | 13.1% |
34 | QTs | 59.5% | 25.2% | 16.6% |
35 | A7o | 59.1% | 18.4% | 10.1% |
36 | A4s | 58.9% | 21.6% | 14.2% |
37 | K8s | 58.5% | 21.3% | 13.5% |
38 | QJo | 58.2% | 22.9% | 13.7% |
39 | A3s | 58.0% | 21.0% | 13.9% |
40 | K9o | 58.0% | 19.5% | 10.8% |
41 | Q9s | 57.9% | 22.5% | 14.5% |
42 | A6o | 57.8% | 17.5% | 9.6% |
43 | K7s | 57.8% | 20.8% | 13.2% |
44 | A5o | 57.7% | 18.0% | 10.1% |
45 | JTs | 57.5% | 24.7% | 16.5% |
46 | QTo | 57.4% | 21.6% | 12.9% |
47 | A2s | 57.0% | 20.4% | 13.4% |
48 | 44 | 57.0% | 17.3% | 12.1% |
49 | K6s | 56.8% | 20.1% | 12.8% |
50 | A4o | 56.4% | 17.3% | 9.8% |
51 | K8o | 56.3% | 17.4% | 9.4% |
52 | Q8s | 56.2% | 20.7% | 13.2% |
53 | K5s | 55.8% | 19.5% | 12.5% |
54 | J9s | 55.8% | 22.4% | 14.6% |
55 | A3o | 55.6% | 16.7% | 9.5% |
56 | Q9o | 55.5% | 19.0% | 10.7% |
57 | K7o | 55.4% | 16.7% | 9.0% |
58 | JTo | 55.4% | 21.5% | 13.1% |
59 | K4s | 54.7% | 19.0% | 12.3% |
60 | A2o | 54.6% | 16.1% | 9.1% |
61 | Q7s | 54.5% | 19.2% | 12.1% |
62 | K6o | 54.3% | 16.0% | 8.6% |
63 | T9s | 54.3% | 22.5% | 14.9% |
64 | J8s | 54.2% | 20.5% | 13.2% |
65 | K3s | 53.8% | 18.4% | 12.1% |
66 | Q8o | 53.8% | 16.9% | 9.2% |
67 | Q6s | 53.8% | 18.5% | 11.7% |
68 | 33 | 53.7% | 16.2% | 12.0% |
69 | J9o | 53.4% | 18.7% | 10.8% |
70 | K5o | 53.3% | 15.4% | 8.3% |
71 | K2s | 52.9% | 18.1% | 11.9% |
72 | Q5s | 52.9% | 18.1% | 11.6% |
73 | T8s | 52.6% | 20.6% | 13.6% |
74 | J7s | 52.4% | 18.9% | 12.0% |
75 | K4o | 52.1% | 14.7% | 8.0% |
76 | Q7o | 51.9% | 15.1% | 8.0% |
77 | Q4s | 51.7% | 17.6% | 11.3% |
78 | J8o | 51.7% | 16.8% | 9.5% |
79 | T9o | 51.7% | 18.9% | 11.3% |
80 | K3o | 51.2% | 14.2% | 7.8% |
81 | Q6o | 51.1% | 14.4% | 7.6% |
82 | 98s | 51.1% | 20.2% | 13.4% |
83 | T7s | 51.0% | 19.0% | 12.4% |
84 | J6s | 50.8% | 17.4% | 11.1% |
85 | Q3s | 50.7% | 17.0% | 11.1% |
86 | 22 | 50.3% | 15.5% | 12.0% |
87 | K2o | 50.2% | 13.7% | 7.6% |
88 | Q5o | 50.2% | 13.9% | 7.4% |
89 | J5s | 50.0% | 17.0% | 10.8% |
90 | T8o | 50.0% | 16.9% | 9.9% |
91 | Q2s | 49.9% | 16.6% | 10.9% |
92 | J7o | 49.9% | 14.9% | 8.1% |
93 | 97s | 49.5% | 18.9% | 12.5% |
94 | T6s | 49.2% | 17.4% | 11.2% |
95 | Q4o | 49.0% | 13.3% | 7.1% |
96 | J4s | 49.0% | 16.4% | 10.6% |
97 | 98o | 48.4% | 16.6% | 9.9% |
98 | T7o | 48.2% | 15.1% | 8.6% |
99 | 87s | 48.2% | 18.9% | 12.7% |
100 | Q3o | 47.9% | 12.8% | 6.9% |
101 | J6o | 47.9% | 13.2% | 7.0% |
102 | J3s | 47.9% | 16.0% | 10.4% |
103 | 96s | 47.7% | 17.4% | 11.4% |
104 | T5s | 47.2% | 16.0% | 10.2% |
105 | J5o | 47.1% | 12.8% | 6.7% |
106 | J2s | 47.1% | 15.6% | 10.2% |
107 | Q2o | 47.0% | 12.3% | 6.8% |
108 | 97o | 46.7% | 15.1% | 8.8% |
109 | 86s | 46.5% | 17.6% | 11.9% |
110 | T4s | 46.4% | 15.6% | 10.0% |
111 | T6o | 46.3% | 13.4% | 7.3% |
112 | J4o | 46.1% | 12.3% | 6.5% |
113 | 95s | 45.9% | 16.0% | 10.3% |
114 | 76s | 45.7% | 18.0% | 12.3% |
115 | T3s | 45.5% | 15.1% | 9.8% |
116 | 87o | 45.5% | 15.4% | 9.3% |
117 | J3o | 45.0% | 11.7% | 6.3% |
118 | 96o | 44.9% | 13.5% | 7.8% |
119 | 85s | 44.8% | 16.3% | 10.9% |
120 | T2s | 44.7% | 14.8% | 9.7% |
121 | T5o | 44.2% | 11.9% | 6.4% |
122 | J2o | 44.0% | 11.3% | 6.2% |
123 | 94s | 43.8% | 14.6% | 9.4% |
124 | 75s | 43.8% | 16.7% | 11.4% |
125 | 86o | 43.6% | 13.9% | 8.3% |
126 | T4o | 43.4% | 11.5% | 6.2% |
127 | 93s | 43.2% | 14.3% | 9.2% |
128 | 65s | 43.2% | 17.0% | 11.9% |
129 | 95o | 42.9% | 12.0% | 6.6% |
130 | 84s | 42.7% | 14.8% | 9.8% |
131 | 76o | 42.7% | 14.2% | 8.8% |
132 | T3o | 42.4% | 11.0% | 6.0% |
133 | 92s | 42.3% | 13.9% | 9.1% |
134 | 74s | 41.8% | 15.3% | 10.4% |
135 | 85o | 41.7% | 12.4% | 7.3% |
136 | T2o | 41.5% | 10.6% | 5.8% |
137 | 64s | 41.4% | 15.9% | 11.1% |
138 | 54s | 41.1% | 16.5% | 11.7% |
139 | 83s | 40.8% | 13.6% | 8.9% |
140 | 75o | 40.8% | 12.8% | 7.9% |
141 | 94o | 40.7% | 10.5% | 5.6% |
142 | 82s | 40.3% | 13.3% | 8.8% |
143 | 65o | 40.1% | 13.3% | 8.5% |
144 | 73s | 40.0% | 14.0% | 9.3% |
145 | 93o | 39.9% | 10.1% | 5.4% |
146 | 84o | 39.6% | 10.8% | 6.1% |
147 | 63s | 39.4% | 14.5% | 10.0% |
148 | 53s | 39.3% | 15.2% | 10.8% |
149 | 92o | 38.9% | 9.6% | 5.2% |
150 | 74o | 38.6% | 11.4% | 6.8% |
151 | 72s | 38.1% | 12.8% | 8.5% |
152 | 64o | 38.0% | 12.0% | 7.6% |
153 | 43s | 38.0% | 14.7% | 10.3% |
154 | 54o | 37.9% | 12.6% | 8.2% |
155 | 83o | 37.5% | 9.5% | 5.1% |
156 | 62s | 37.5% | 13.3% | 9.1% |
157 | 52s | 37.5% | 14.0% | 9.8% |
158 | 82o | 36.8% | 9.1% | 4.9% |
159 | 73o | 36.6% | 9.9% | 5.7% |
160 | 42s | 36.3% | 13.7% | 9.6% |
161 | 63o | 35.9% | 10.6% | 6.5% |
162 | 53o | 35.8% | 11.4% | 7.3% |
163 | 32s | 35.1% | 13.0% | 9.2% |
164 | 72o | 34.6% | 8.6% | 4.8% |
165 | 43o | 34.4% | 10.7% | 6.8% |
166 | 62o | 34.0% | 9.1% | 5.4% |
167 | 52o | 33.9% | 10.0% | 6.2% |
168 | 42o | 32.5% | 9.5% | 6.0% |
169 | 32o | 31.2% | 8.9% | 5.6% |
プレミアムハンドとポケットペアの強調
カジノホールデムでは、スターティングハンドとしてプレミアムハンドやポケットペアが重視されます。ポケットペアは手札が同一の数字でペアになっている状況です。最初からワンペアは成立しているので、スリーカードやフルハウスなどの強い役を狙いやすく、勝率が高いスターティングハンドです。
プレミアムハンドはランキングで上位に入る人気のスターティングハンドで、AAやKKが該当します。定義は明確に決まっているわけではなく、とにかく勝ちやすい上位ランクのハンドです。プレミアムハンドやポケットペアのときには勝てる可能性が高いので、積極的にレイズをして周囲を牽制しながら勝ちを目指すのが常套手段です。
対戦相手を観察し読むための戦略
対戦相手のプレイヤーを観察することは、テキサスホールデムでは欠かせません。自分がブラフを使うのと同様に、他のプレイヤーもブラフで陽動することがよくあります。また、ポーカーフェイスを貫いているようでも、実はブラフのときとそうでないときで挙動が違うプレイヤーもいます。ここでは対戦相手を観察するコツを紹介します。
テルを認識し、相手の行動を理解する
テキサスホールデムではテルを読み解くのが効果的です。テルとはポーカー用語で癖と言い換えることができます。テルは英語で伝えることを意味する「tell」のことで、プレイヤーが言葉やアクションとして示した内容だけでなく、あらゆる挙動を通じて読み取れることを指します。
たとえば、ブラフをするときには必ず周囲のプレイヤーに目配せをする癖があったり、勝てそうなときにタバコを吸い始める人もいます。テルを認識して行動パターンを読み解くことで、各プレイヤーを攻略することが可能です。テキサスホールデムでは他のプレイヤーを制することが何よりも重要なので、テルを使いこなせるようになりましょう。
相手の行動に基づいて戦略を調整する
テルを認識しながらやるべきことは、戦略の調整です。たとえば、特定のプレイヤーが強い役で勝っているときに、プリフロップで必ずドリンクを飲む習慣があったとしましょう。ドリンクを飲んだのを見て今回はフォールドするといった戦略を立てたり、ブラフは使わない方針にしたりすると負けにくくなります。
相手の行動から何らかの癖を見出せれば、戦略に生かすことが可能です。表情や目線、手足のジェスチャーなども参考になります。ブラフのときにレイズするタイミングが決まっている人もいるので、細かく分析して対応するのが大切です。
テキサスホールデム戦略における確率とその役割
テキサスホールデムの勝率は、プレイヤー間でのやり取りによって大きく左右されますが、ハンドの内容は確率論によって支配されています。テキサスホールデム戦略ではハンドの確率に基づいて、どのくらい勝てる可能性があるかを考えてプレイすることが大切です。
ブラフやテルに頼りすぎてしまうと負け続けるリスクがあります。テキサスホールデムで勝てるようになるために、確率についての知識を持っておきましょう。
ハンドの組み合わせの確率
テキサスホールデムのハンドの組み合わせは、スートと数字をすべて区別すると1326通りあります。ある特定の組み合わせになる確率は0.0754%です。ただ、実際にテキサスホールデムをプレイする際には個々のカードの種類よりも、数字やスートの組み合わせが重要になります。
たとえば、ポケットペアになったり、スートが一致するスーテッドカードになっていたりすれば勝率が高くなります。スペードのAとハートのAのペアか、ダイヤのAとクラブのAのペアかで勝率はほとんど変わりません。ハンドの組み合わせを考える上ではスートの種類をあまり意識せず、一致性を重視することが重要なポイントです。
各種ハンドの確率一覧
テキサスホールデムで勝率の高い各種ハンドについて確率をまとめると以下のようになります。
ハンドの種類 | 確率(%) |
ポケットペア | 5.9 |
スーテッドコネクター | 3.9 |
スーテッドカード | 24 |
コネクター | 12 |
AKQJ以上の組み合わせ | 9.5 |
ハンドだけでワンペアになるポケットペアの確率は、実は5.9%もあるので珍しいことではありません。むしろ、スートが一致していてストレートになる可能性もある、スーテッドコネクターは3.9%でかなり確率が低くなることがわかります。
スートが一致するスーテッドカートや、ストレートになり得るコネクターは確率が高いので、他のプレイヤーも同じ状況の可能性があります。AKQJだけの組み合わせになる確率も10%近いので、明らかな強みになるとは言えません。このようなシーンでセミブラフを考えて戦略を練るのは合理的でしょう。
特定のハンドが配られる確率
もう少し細かくハンドの確率を紹介します。特定のハンドになる確率を分析すると以下のようになります。
ハンドの種類 | 確率(%) |
特定のポケットペア | 0.45 |
特定のポケットペア以外のハンド | 1.2 |
Aを含むハンド | 15 |
AAなどの特定のポケットペアになる確率は0.45%で、勝率も高いことを考慮するとかなり有利な状況だとわかります。このようなときには強気にアクションを起こすメリットが大きいと考えられるでしょう。
ただ、Aがあれば有利と思うかもしれませんが、実際にはAを含むハンドになる確率は15%もあります。他のプレイヤーも同じ状況の可能性があることを考慮して、ブラフで攻めるか、降りるかを考えた方が良いシチュエーションです。
キャッシュゲーム戦略とトーナメント戦略の違い
テキサスホールデムは大きく分けるとキャッシュゲームとトーナメントがあります。勝つための戦略を立てるときには、キャッシュゲームかトーナメントかによって考え方を変えることが必要です。テーブル選びから検討することが重要なので、どのような違いがあるのかを詳しく確認しておきましょう。
各タイプのゲームの主な違いと勝ち方
キャッシュゲームとトーナメントの主な違いはブラインドです。トーナメントの場合にはゲームのラウンドが終了するにつれてブラインドが上がっていきますが、キャッシュゲームの場合は、基本的にブラインドはフラットで変わらない仕組みになっています。
トーナメントでは大勢のプレイヤーが各テーブルで勝ち抜いていく仕組みになっていて、生き残って次のステージに進むことで大きな勝利を狙えるのが特徴です。序盤はベットが少なくて良いので気軽にプレイできますが、中盤くらいからベットが増えてシビアになっていきます。また上を目指すためには、終盤に向かって手堅くプレイしていくことが重要になります。
一方、キャッシュゲームでは特にステージの変化を考える必要がありません。好きなテーブルでプレイすることが可能で、ラウンドが終わった時点で席を立つこともできます。プレイヤーはテーブルごとに入れ替わっていくことはありますが、同じプレイヤー同士でしばらく対戦することも多いのが特徴です。
そのため、キャッシュゲームでは相手を観察してテルを読み取る重要性が高く、ブラフやセミブラフのやり方や頻度にも注意する必要があります。
テキサス ホールデムの戦略によくある落とし穴
キャッシュゲームではテーブル選びが最も重要です。ベテランが数人いるテーブルを選んだだけで負け続ける可能性があります。自分に合ったレベルのテーブルを選んでプレイするのがキャッシュゲームで勝つコツです。
また、キャッシュゲームでは終わりにするタイミングを見極めて、別のテーブルに移るのも重要なポイントです。テキサスホールデムでは流れに乗って勝ち続けることも可能ですが、周囲にベテランがいると、テルを読まれてしまって一転して負けるリスクもあります。あえて勝ち続ける必要がないのはキャッシュゲームのメリットなので、勝ち逃げするのがおすすめです。
初心者が避けるべき行動
初心者はブラフによる高度なテクニックの活用は避けましょう。テキサスホールデムのゲーム経験を積み、さまざまなプレイヤーのテルを読み解けるようになって自信が生まれてから、巧妙な駆け引きを始めるのが無難です。
経験を積んでいるベテランには付け焼刃のテクニックでは通用しないことが多いので、初心者のうちは勝率が高いスターティングハンドのときに勝負する標準的な戦略を取るのがおすすめです。
学ぶべき本と専門家への推奨事項
テキサスホールデムのベテランになって、専門家として勝てるようになりたいなら本をベースにして高度な知識を身に付けることがおすすめです。ゲームプレイを通して学ぶだけでなく、数学や統計についても理解して勝てる戦略を考えることが重要だからです。
たとえば、ポーカー理論で多数の書籍を書いているエド・ミラーの「ポーカーエリートの「公然の秘密」頻度ベース戦略」は専門家クラスが知るべき高度な戦略が詰まった良書です。
ゲーム理論最適戦略を活用して、自分がミスをしないための方法を学ぶことができます。テキサスホールデムでは他のプレイヤーに失敗させるためのブラフを活用しますが、あえて違う視点から高度な駆け引きをする知識が身に付くでしょう。
テキサスホールデムの攻略法 まとめ
テキサスホールデムは、プレイヤー間での駆け引きによって勝敗を競うシンプルながら奥深いカジノゲームです。ポジションの選び方や戦略の立て方、ブラフの活用なども考えて戦略を取る必要があります。
また、スターティングハンドから強い役ができるか、他のプレイヤーがどのような手札になっているかは確率論を理解すると推察できるようになります。スキルを磨いていくことで勝率を上げていけるカジノゲームなので、長期的な視点で実力を磨いていきましょう。
テキサスホールデムは確率と心理戦を駆使して勝ちを目指していこう!
覚えることがたくさんあってなかなか大変ですね。
一つ一つ確実にマスターすることで、勝つ喜びも増えてくるんだよ!