バカラのサイドベットの完全ガイド！ルール・戦略・賭け方・配当！

今回のテーマは、バカラのサイドベットです！オンラインカジノで遊べるカジノゲームのなかでも、ファンの間で特に高い人気を誇るのがバカラ。そして、少しバカラに慣れてきた頃に気になるのが、サイドベットです。

そこで今回は、以下のような疑問を持つ方に向けて、バカラのサイドベットについて分かりやすく解説いたします。

「バカラのサイドベットって何？」

「サイドベットの種類や配当は？」

「バカラのサイドベットの使い方は？」

バカラのサイドベットは中級者や上級者が楽しんでいる賭け方。頭を使って賭ける楽しみを味わえるうえ、大きな配当も狙えます。上手く使うと一発逆転も可能！この記事ではサイドベットの種類や配当はもちろん、バカラのサイドベットの使い方や特徴なども解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

バカラのルール徹底解説

まずはオンラインカジノで遊べるバカラの基本的なルールを解説します。バカラはとてもシンプルなカジノゲームです。参加者は、プレイヤーとバンカーのどちらが勝つのか、またはタイ（引き分け）になるのか、この3つの結果を予想して賭けるだけ。ゲームの勝敗は、プレイヤーとバンカーに2枚ずつ配られるトランプカードの合計数字の下一桁が9に近いほうが勝ちです。

ただし、カードの合計数によっては、プレイヤー・バンカー共に追加のカードを1枚だけ引く場合もあります。カードの数え方は、2～9まではそのままの点数、Ａは1点、10・Ｊ・Ｑ・Ｋは0点です。最終的に勝者にベットしていれば、賞金をゲットできます。

プレイヤーとバンカー

バカラでは、先攻側をプレイヤー、後攻側をバンカーと呼びます。バカラでの「プレイヤー」とは自分のことではないことをまず覚えておきましょう。ブラックジャックのようにディーラーと自分の勝負ではなく、第三者として、バンカーもしくはプレイヤーのどちらかに賭けるシステムです。

プレイヤーが勝つと予想する場合は「PLAYERエリア」に、バンカーが勝つと予想するときは「BANKERエリア」にチップを賭けます。プレイヤーに賭けて勝利すると、2倍の配当を獲得することが可能。バンカーなら5%のコミッション（手数料）が引かれて、1.95倍の配当をもらえます。

タイ

引き分けになると予想したときは、「TIEエリア」にチップを賭けます。バカラではタイの出現率は低く、予想が的中しにくいため、当たると9倍の配当を獲得できます。

3枚目のカードを引く場合

3枚目のカードを引く条件は、プレイヤーとバンカーによって異なります。それぞれの条件は以下の通りです。

プレイヤー側が3枚目を引くパターン

バカラでは、3枚目のカードはプレイヤー側から先に配られます。プレイヤー側に3枚目が配られる条件は以下の通りです。

2枚のカードの合計が5以下	3枚目のカードが配られる
2枚のカードの合計が6か7	カードは配られない
2枚のカードの合計が8か9	カードは配られない

バンカーが3枚目を引くパターン

バンカー側が3枚目を引くか否かは、プレイヤー側よりもルールがややこしいので、以下の表を参考にしてください。ただ、カードの配布はディーラーがやってくれるため、ルールを覚えなくても問題なくプレイできます。

バンカーの最初の2枚の合計値

プレイヤーが引いた3枚目のカードの数字

無

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

0

H

H

H

H

H

H

H

H

H

H

H

1

H

H

H

H

H

H

H

H

H

H

H

2

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H

H

H

H

H

H

H

H

H

H

3

H

H

H

H

H

H

H

H

H

S

H

4

H

S

S

H

H

H

H

H

H

S

S

5

H

S

S

S

S

H

H

H

H

S

S

6

S

S

S

S

S

S

S

H

H

S

S

7

S

S

S

S

S

S

S

S

S

S

S

8

ナチュラル8or9プレイヤー・バンカーの両方が3枚目を引かずに勝敗が決定

9

※H（ヒット）＝3枚目が引かれる。S（スタンド）＝3枚目無し。

要するに、2枚のカードが配られた時点で、「プレイヤーは、6以上なら3枚目を引かない」。「バンカーは7以上なら引かないが、6以下の場合は引くときと引かないときがある」とまとめることができます。

また、最初に配られる2枚のカードの合計が8の場合は「ナチュラル8」、9の場合は「ナチュラル9」と呼ばれる役が完成。この2つはバカラ最強の役なので、どちらかがナチュラルのときは3枚目のカードは引かずに勝敗が決定します。

ハウスエッジと還元率

次はバカラのハウスエッジと還元率について解説します。ハウスエッジとはオンラインカジノが受け取る手数料のこと。オンラインカジノはハウスエッジを徴収し、カジノ運営を行っています。例えば、ハウスエッジが5%のゲームで1万円を賭けた場合は、500円がカジノ側の取り分として差し引かれ、9500円が還元されます。

一方、還元率とは参加者がゲームに賭けた金額に対して、どれくらい払い戻されるのかを平均値で表した割合のことです。ハウスエッジを引いた分を還元率といいます。つまり、ハウスエッジが5%の場合の還元率は95%。したがって、参加者にとっては、ハウスエッジが低いほうがお得なギャンブルといえます。

バカラの一般的なハウスエッジと還元率は以下の通りです。

賭ける対象	ハウスエッジ	還元率
プレイヤー	1.24%	98.76%
バンカー	1.06%	98.94%
タイ（引き分け）	14.36%	85.64%

このように、オンラインカジノで遊べるバカラではバンカーの還元率が最も高く、次がプレイヤー。そのため、基本的にはバンカー狙いが勝ちやすくおすすめです。タイに関しては還元率が圧倒的に低いため、あまり賭けないほうが良いでしょう。

バカラにおけるサイドベットとは？

バカラのサイドベットとは、メインの賭け方とは異なるオプション的な賭け方のことです。バカラといえば、プレイヤーやバンカー、タイに賭けるのが代表的な賭け方。それ以外の賭け方はサイドベットと呼ばれており、ビッグやスモール、プレイヤーボーナスなど多種多様なサイドベットがあります。

サイドベットはバカラをより楽しむためのエッセンスのひとつです。どのサイドベットもシンプルで覚えやすいので、使い始めるとより一層バカラを面白くしてくれます。さらに、サイドベットは配当が高いのも魅力。出にくい役のなかには、200倍を超える配当も存在します。いつものバカラに少し飽きてしまった方は、チャンスを見計らってサイドベットにチャレンジしてみましょう。

バカラのサイドベットの種類

バカラのサイドベットの種類は数多くあり、バカラの種類によって使える役が異なります。サイドベットは通常の賭け方よりも予想を的中させるのが難しいため、高めの配当に設定されているのが特徴。基本的に出にくい役ほど、高い配当になっています。

オンラインカジノのバカラで人気が高い主なサイドベットには、以下のようなものがあります。なお、スートとはトランプカードの絵柄のことです。

サイドベットの種類	勝利条件	配当
プレイヤーペア	プレイヤーに配られた最初のカード2枚が同じ数字	11倍
バンカーペア	バンカーに配られた最初のカード2枚が同じ数字	11倍
イーザーペア	プレイヤーかバンカーどちらかに配られた最初のカード2枚が同じ数字	5倍
パーフェクトワンペア	プレイヤーかバンカーどちらかのカード2枚が同じ数字・同じスート	25倍
パーフェクトツーペア	プレイヤーとバンカー両方のカード2枚が同じ数字・同じスート	200倍
プレイヤーボーナス	プレイヤーがバンカーに対して何点差で勝利するかを当てる。勝利時の点差によって配当が異なる。 （配当）4点差＝1倍、5点差＝2倍、6点差＝4倍、7点差＝6倍、8点差＝10倍、9点差＝30倍	1～30倍
バンカーボーナス	バンカーがプレイヤーに対して何点差で勝利するかを当てる。勝利時の点差によって配当が異なる。 【配当】4点差＝1倍、5点差＝2倍、6点差＝4倍、7点差＝6倍、」8点差＝10倍、9点差＝30倍	1～30倍
ビッグ	プレイヤーとバンカーに配られたカード合計枚数が5枚以上	1.5倍
スモール	プレイヤーとバンカーに配られたカード合計枚数が4枚	2.5倍
全黒 / 全赤	プレイヤーかバンカーどちらかのカードが全て黒（スペードとクラブ）、または全て赤（ダイヤとハート）	全黒：25倍全赤：23倍
奇数 / 偶数	プレイヤーとバンカーに配られたカードの合計点が奇数or偶数	奇数：1.92倍偶数：1.91倍
大小 / 4-5-6	勝敗が決まった後の、プレイヤーとバンカーの合計カード枚数を当てる。 【配当】4枚以下＝1.5倍、5か6枚＝2倍	4枚以下＝1.5倍5か6枚＝2倍
ベラッジオマッチ	プレイヤーかバンカーどちらかのカード3枚が同じ数字（スリーカード）。 【配当】プレイヤー＝75倍、バンカー＝68倍	プ：75倍バ：68倍
スーパー6	バンカーが合計点6で勝利。ラッキーボーナスやラッキー6とも呼ばれる。 【配当】2枚で6＝13倍、3枚で6＝19倍	2枚：13倍3枚：19倍
スリーカード6	プレイヤーかバンカーが3枚のカードで合計点6。 【配当】片方が成立＝8倍、両方が成立＝100倍	片方：8倍両方：100倍
ドラゴン7	バンカーが3枚のカードで合計点7で勝つ	41倍
スートが揃ったスリーカード8	プレイヤーかバンカーが3枚のカードでスートも揃った状態で合計点8。 【配当】片方が成立＝25倍、両方が成立＝200倍	片方：25倍両方：200倍
ラッキー8	プレイヤーかバンカーどちらかが合計点8で勝利	4倍
アンラッキー8	プレイヤーかバンカーどちらかが合計点8で負ける	8倍
ダブル8	プレイヤーとバンカーの両方ともが合計点8	15倍
パンダ8	プレイヤーが3枚のカード合計点8で勝利	25倍
クイック	プレイヤーとバンカーの合計点を当てる。 【配当】4～14＝負け、1～3または15～17＝1倍、18＝25倍、0＝50倍	1～50倍
マッチングドラゴン	全13種類のカードから1種類を選び、それがプレイヤーとバンカーに何枚配られるかを当てる。 【配当】0枚＝負け、1枚＝1倍、2枚＝3倍、3枚＝20倍、4枚＝40倍、5枚＝60倍、6枚＝100倍	1～100倍
エガリテベット	タイ（引き分け）になる数字を当てる。タイになる数字は0～9まであるので、全10種類のバリエーション。 【配当】0＝150倍、1＝215倍、2＝225倍、3＝200倍、4＝120倍、5＝110倍、6＆7＝45倍、8＆9＝80倍	45～225倍
ロイヤルマッチ	プレイヤーかバンカーどちらかに、最初のカード2枚でキングとクイーンが配られる。 【配当】KQが同じスート＝75倍、KQが異なるスート＝30倍	異：30倍同：75倍

バカラのサイドベットで使える戦略

ここでは、バカラのサイドベットを利用した戦略を考えてみましょう。

罫線

罫線とは、過去のゲーム結果を示したデータのことです。「プレイヤーの勝利」「バンカーの勝利」「タイ（引き分け）」を記録しています。罫線にはギャンブルの波が現れるので、その後の勝敗予想に役立てることが可能。オンラインカジノのライブカジノでバカラをプレイしていると、画面の右下辺りに表示されていることが多いです。

自分で記録していく必要がないため、手軽に利用できるのがメリット。ただし、罫線には大路・小路・大眼仔・甲由路の4種類があるため、上手く使いこなせるようになるには時間がかかります。経験を重ねる必要がありますが、慣れると罫線からサイドベットを使うタイミングを見つけることも可能です。

カウンティング

カウンティングもバカラに使える戦略のひとつです。カウンティングとは、すでに配られたカードの数字を記録して、シュー（まだ配られていないカード）に残っている数字を予想するテクニックのこと。カウンティングを利用すると、サイドベットを狙いやすくなります。

配られるカードには必ず偏りが出てくるため、その偏りからシューの中に小さい数字・大きい数字のどちらが多く残っているかを読むことで、プレイヤー・バンカーのどちらが勝ちやすくなるかが判断できるというのがカウンティングの仕組みです。

カウンティングは、ある程度カードの偏りが出てくるゲームの後半に用いることで、特に効果を発揮します。バカラにおいては8デッキを使ってバカラを行うのが主流。デッキとはジョーカーを除いた52枚のトランプのことです。したがって、8デッキの場合は416枚のカードを使用します。

1度使ったカードは2度と使わないので、バカラでもカウンティングが有効です。シューの中に4以下のカードが多いときはプレイヤーが有利。逆に、6以上のカードが多いときはバンカーが有利です。細かい記録が必要ですが、手書きの表やエクセルで簡単な表を作ると比較的簡単に数字のチェックができますよ。

バカラのサイドベットの特徴

ここでは、バカラのサイドベットに関するいくつかの特徴をご紹介します。

各種バカラと還元率の違い

1つ目は、各種バカラによるサイドバック還元率の違いです。バカラは複数のゲームプロバイダが手がけており、バカラの種類によって還元率が異なります。ここでは、エボリューションゲーミング社のライブバカラを例に挙げて、サイドベットの還元率の違いを見ていきましょう。

バカラの種類	通常の賭け方の還元率	サイドベットの最低還元率
スピードバカラ	98.94%	86.29%
ピークバカラ	98.80%	89.64%
ライトニングバカラ	98.76%	88.35%
ノーコミッションバカラ	98.76%	86.18%

このように、通常の賭け方と比較すると、サイドベットの還元率は大きく低下します。さらにバカラの種類によっても異なり、ノーコミッションバカラのサイドベットの還元率は最も低く86.18%しかありません。一番高いピークバカラのサイドベットの還元率でも89.64%と低めです。

サイドベットの潜在的なリスクと利益

バカラはプレイヤーとバンカーのどちらが勝つのかを予想して賭けるだけのシンプルなゲームです。そのため、初心者のうちは満足していても、少し慣れてくると物足りないと感じる方も多いのではないでしょうか。そこで使い始めるのが、サイドベットです。

サイドベットは種類が多く、通常の賭け方よりも配当が高いため、勝ちやすいのではと思いがちです。たしかに上手く当たると資金を増やせますが、確率自体は低いのでリスクが高いといえます。そのため、安定して利益を伸ばすためには、やはり通常のバンカーまたはプレイヤーに賭けるのがおすすめです。

サイドベットをいつ使うべきか

では、バカラのサイドベットはいつ使えば良いのでしょうか。バカラのサイドベットは、流れがきているときに賭けるのがおすすめです。サイドベットは配当が高いため、上手く使って成功すると資金を一気に伸ばすことができます。ただし、バカラのサイドベットは還元率が低いため、頻繁に使うと稼ぎにくい戦略です。

そのため、基本的には調子の良い流れがきているとき、または勝利を狙いやすいシーンが現れたときに仕掛けるようにしましょう。また、流れを変えたいときに試してみるのもおすすめです。バカラのサイドベットは、ここぞというタイミングを見計らって使うようにしてくださいね。

バカラにおけるサイドベットの注意点

バカラでサイドバックを使う際の注意点を解説します。

バカラのサイドバックは配当は高いが、還元率が低い

バカラのサイドバックは配当が高い分、還元率は低いので注意が必要です。ギャンブルは基本的に配当が高いと、その分勝率が低く設定されています。実際にプレイしてみれば分かりますが、配当が低いビッグやスモール、イーザーペアは狙いやすいですが、配当が高いプレイヤーペアやバンカーペアは難易度が上がります。

サイドベットの賭け方はゲームによって異なる

バカラのサイドバックの種類や配当は、ゲームプロバイダによって異なります。例えば、数多くのオンラインカジノが採用しているエボリューションゲーミング社のライトニングバカラは、通常よりもサイドベットの配当率の設定が低めです。

例えば、通常は11倍の配当をもらえるプレイヤーペアやバンカーペアは、ライトニングバカラでは10倍とやや低い設定。さらに、通常は9倍の配当を得られるタイ（引き分け）へのベットも6倍の配当しか得られません。バカラのサイドベットの賭け方や配当はゲームによって異なるので注意しましょう。

バカラのサイドベット　まとめ

今回は、バカラのサイドベットについて解説しました。サイドベットはバカラでのプレイの幅を広げてくれる要素のひとつです。バカラのサイドベットを覚えると、より一層楽しいプレイが可能。さらに、配当が高めなので、上手く当たれば大きな勝利金を獲得できます。

しかし、予想を的中させるのが難しい賭け方が多いのがデメリットです。そのため、バカラのサイドベットは流れが良いとき、または流れを変えたいときなどに使うのがおすすめ。用心深く待ちながらタイミングを見計らって、賢く賭けるようにしましょう。
バカラゲームは二者択一のシンプルなゲームであることが魅力です。それゆえに勝ちやすいゲームだといわれています。したがって、バカラのサイドベットを使うときは、あえてリスクを冒す必要性があるのかどうかをきちんと見極めることが大切です。

バカラ サイドバットに関するよくある質問

バカラのサイドベットに関する、よくある質問をご紹介します。