今回のテーマは、ポーカーで勝つためのコツです!
ポーカーは、勝つまでの流れを楽しむ頭脳ゲーム。簡単には勝てないところがポーカーの醍醐味とも言えますが、まったく勝てないと面白くないもの。
そこで、この記事では、ポーカーで勝つためのコツを徹底ガイド。初心者からハイローラーまで、ポーカーが好きな全ての方に向けて、基本的なルールからハンドや心理戦、勝つための心構えなどを分かりやすく解説していきます。
「ポーカーで全然勝てないんだけど、どうして勝てないのか分からない」
「ポーカーで勝つための攻略法はある?」
「ポーカーを楽しむポイントは?」
こんな疑問を持っている方は、ぜひ最後まで読んで、今後のポーカーゲームに役立ててくださいね。
当サイトで紹介しているオンラインカジノで、記事で紹介しているポーカーのコツを実践することができます。私たちは、ポーカー愛好家のためのおすすめのカジノのリストを用意しました。
バカラやブラックジャックでは勝ったことがあるんですが、ポーカーでは全然勝てないんです。
それはたぶんポーカーの勝ち方を理解していないからだよ。今日はポーカーを楽しむポイントから勝率を上げるコツまで分かりやすく解説していくから、読み終わったら勝てるようになってるよ。
本当ですか?!楽しみです!
ポーカーを楽しむポイント
ポーカーは心理戦と確率の計算が占める割合の高いゲームで、勝ち負けの数よりも、勝った時に総取りできるポット(全員が賭けたチップ総額)を大きくすることや、負けた時の損失を抑えることが重要となります。
ポーカーは、運だけのギャンブルでなく、勝率を上げるコツを習得することで、誰にでも勝てる可能性のあるゲームです。ポーカーは本場ランドカジノ以外にも、海外のオンラインカジノ、アミューズメントカジノなどで楽しめます。
では、よりポーカーを楽しむために、ポーカーで勝つ方法やコツを紹介していきましょう。
ポーカーとは?
ポーカーは、世界各国で大会が開かれて高額の賞金がかけられているほど人気の高い、トランプを使ったカードゲームです。ポーカーの起源には諸説ありますが、ヨーロッパの国々でいくつかの元となるゲームがあるとされており、それが19世紀にアメリカで発展して今のようなポーカーになったと言われています。
ポーカーはシンプルなカードゲームで、初心者でもコツを掴めばすぐ楽しめるため、世界中でプレーされています。と同時に、競技性が高く、心理戦を楽しむ魅力もあり、プロポーカープレイヤーも活躍する奥深いゲームです。
ポーカーでは、プレイヤーは自分に配られるカードと全員で共有するコミュニティカードの組み合わせによって最強の役(ハンド)を作り、対戦相手よりも強いハンドで勝利を目指します。
ポーカーは多種多様に発展しているため、色んなポーカーゲームの名前が存在します。ただし、基本となるルールは共通しているため、まず、この基本を覚えるといろいろなポーカーゲームが楽しめるようになります。
まずは最もベーシックなポーカールールを覚えておきましょう。
ポーカーのルールと流れ
ポーカーは何十種類ものゲームが存在するので、ここでは一番代表的な「テキサスホールデム(Texas Holdem)」のルールを基本形として説明します。
賞金何十億円を超えることもある世界のポーカー大会で、メインに行われているのが、テキサスホールデムです。実は、以前の日本では主流ではなかったテキサスホールデムですが、最近はメインになってきています。このルールを理解すると、他のポーカーゲームもすぐに遊べるようになりますよ。
まずは、最もベーシックなゲームフローを覚えておいてください。
【ポーカーの流れ】
カードが配られる→ハンドをつくる→ハンドの強さで勝敗決定 |
ポーカーは最大4回の賭け(ベッティングラウンド)があり、この間に各プレイヤーが勝負をするか、降りるかの決断をします。
5枚のコミュニティカードと2枚の自分のカード、計7枚のカードの中から5枚を使ってハンドを作ります。最後にカードを開示し、勝敗が決まると勝者は全員が賭けたチップ全額(ポット)を受け取ります。
初心者の方はポーカー用語に戸惑うかもしれませんが、わかりやすい解説をしていますので、ステップごとに見ていきましょう!
ポーカーのルール
ポーカーのゲームは最大4回の賭けるタイミング(ベッティングラウンド)があります。
各ベッティングラウンドは、1回目プリフロップラウンド→2回目フロップラウンド→3回目ターンラウンド→4回目リバーラウンド→ショーダウンで勝敗決定と進行します。各ベッティングラウンドでは、プレイヤーは下記のいずれかのアクションを選択します。
【アクション】
プレイヤーは自分の順番が来たときに、取れるアクションの選択肢が決まっています。ポーカーのアクション名と意味を覚えておきましょう。
アクションの種類 | 意味 |
ベット | チップを賭ける |
コール | 前のプレイヤーと同じ金額をベットする |
レイズ | 前のプレイヤーのベット額よりも多くベットする |
チェック | チップを賭けず、順番を次の人へ回す(パス)※ |
フォールド | ゲームを降りる(すでにベットしたチップは没収) |
※チェック(パス)できるのは、そのベッティングラウンドで誰もベットをしていない時のみです。誰かがコール/レイズした場合は使えません。
【プレイヤーの順番】
ポーカーの順番は時計回りに廻ります。ポーカーゲーム開始時は、まずポジションの目印として1人のプレイヤーに「ディーラー(DEALER)ボタン」が置かれます(目印の名前であり、カジノのディーラーのことではありません)。
ディーラーボタンの左隣のポジションが「スモールブラインド」という1番目のプレイヤーになり、最初のベットをします。スモールブラインドはゲーム開始時に必須なため「チェック(パス)」はできません。
さらに左隣のポジションが「ビッグブラインド」になり、スモールブラインドの2倍額のベットを行います。強制ベットは不公平に感じるかもしれませんが、ディーラーボタンは1ゲームごとに時計回りに移動するため、スモールブラインドとビッグブラインドも順番に回ってきます。
1回目: プリフロップラウンド
コミュニティカードの公開前の最初の段階をプリフロップといいます。
各プレイヤーに2枚のカード(ホールカード)が配られます。相手には見えない状態で置かれるので、プレイヤーは2枚のホールカードを見て、勝負を続けるか、降りるか(フォールド)決めます。賭けは時計回りの順番です。
2回目: フロップラウンド
テーブルに置かれる5枚のコミュニティカードはすべてのプレイヤーが共有するもので、最初は3枚だけ絵柄が見える状態で置かれます。プレイヤーはコミュニティーカードを見るだけで触りません。
最初のベッティングラウンドの後、ディーラーは3枚のコミュニティカードを公開(フロップ)します。プレイヤーは2枚のホールカードと3枚のコミュニティーカードを見て、賭けるか(コールまたはレイズ)、賭けをせずパスするか(チェック)、降りるか(フォールド)決めます。
3回目: ターンラウンド
ディーラーは4枚目のコミュニティカードを公開(ターン)します。プレイヤーは2枚のホールカードと4枚のコミュニティーカードを見て、賭けるか(コールまたはレイズ)、賭けをせずパスするか(チェック)、降りるか(フォールド)決めます。
4回目: リバーラウンド
ディーラーは5枚目のコミュニティカードを公開(リバー)します。プレイヤーは2枚のホールカードと5枚のコミュニティーカードを見て、賭けるか(コールまたはレイズ)、賭けをせずパスするか(チェック)、降りるか(フォールド)決めます。
5回目: ショーダウン
リバーラウンドの終了後、残ったプレイヤーたちは、2枚のホールカードとテーブル上の5枚のコミュニティカードから5枚の役(ハンド)を作ります。最も強いハンドを持つプレイヤーが勝者となり、ポット(全員の賭け金を集めたもの)を獲得します。
ポーカーの役(ハンド)一覧
ポーカーのハンドの強さを理解していないと自分が勝っているのか、勝敗がわかりません。数字が連続したり、マークが揃うと強い、というのは何となく知っていますよね。ポーカーのハンドは10種類だけですので、一覧をチェックしながら練習に役立ててください。
カードと役の強さ
ポーカーのカードには強さの序列があります。
Aのカードが最も強く、その次は大きな数字 Kから小さい数字に向かって弱くなり、2が一番弱い数字です。
強い← A, K, Q, J, 10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2 →弱い |
ポーカーは、ハンドの強さと数字の強さで勝敗が判断されます。もし2人のプレイヤーが同じハンドを作った場合は、カードの数字が強い方が勝ちとなります。
ポーカーの役の強さは10種類あります。①が最強で⑩に向かうほど弱くなります。
ポーカーのハンド(役)強い順 | 内容 |
①ロイヤルストレートフラッシュ | 同じマークで、A, K, Q, J, 10 と最も強いカードが連続する |
②ストレートフラッシュ | 同じマークで5枚が連続する数字 |
③フォーカード | 4枚が同じ数字 |
④フルハウス | 3枚の同じ数字と2枚の同じ数字 |
⑤フラッシュ | 5枚が同じマーク、数字は連続せずバラバラ |
⑥ストレート | マークは違うが5枚の数字が連続する |
⑦スリーカード | 3枚が同じ数字 |
⑧ツーペア | 2枚の同じ数字のカードが2組 |
⑨ワンペア | 2枚同じ数字のカードが1組 |
⑩ハイカード | 何も揃わず役がない状態 |
ポーカーで勝率を上げるためのコツ
ポーカーは配られるカードの運に左右される部分はありますが、ポーカーの勝敗は全て運任せというわけではありません。状況に応じて論理的に考え、どういう判断をするかによって全体の勝率は変わってきます。
ポーカーの勝ち方・コツを習得しましょう。
最初の2枚が弱ければすぐフォールドする
ポーカーは参加率が高いほど負ける各率も高くチップは減っていきます。運任せでコールしないように、賢くフォールドしましょう。
運だけで毎回勝てるほどポーカーは単純ではありません。
迷ったらフォールドする
強いポーカープレイヤーこそ勝負をするのは半分以下の機会と言われます。積極的に勝負している方がカッコ良さそうな印象があるかもしれませんが、実際には強いプレイヤーこそ多くの場面で、降りた方が良いと判断してフォールドしているのです。損失を抑えることを考慮するのもポーカーで勝率を上げる重要なコツです。
強い相手からサッと逃れて、相手に賭け金を取られないようにすることもポーカーで勝率を上げるには大切です。つぎ込んでしまったベット額はいったん置いて、冷静に意思決定しましょう。
むやみにコールしない
勝つためにポーカーをプレイするなら、やたらコールしてチップを失わないことが、ポーカー初心者のコツです。ポーカー初心者は、コールして勝負する方が楽しいと感じたり、フォールドするのは弱腰に見えるかもしれませんが、冷静に確率で考えることを忘れてはいけません。
勝率が低い場面でもコールするのではなく、手堅くプレイして、無駄な損失を抑えることも重要なポーカーのコツです。勝率が高いハンドでのみコールするくらいに構えておきましょう。
相手にプレッシャーをかけてフォールドさせる
自分が勝っているときは相手にフォールドさせるのがポーカーの基本です。積極的なベットでプレッシャーをかけて、相手にフォールドしてもらうことはポーカーで勝率を上げるコツの一つです。
ポーカーのベッティングラウンドは4回あり、コミュニティーカードが徐々に増えます。つまり、①プリフロップ→②フロップ→③ターン→④リバーと進むほど他のプレイヤーも役が揃いやすくなります。
対戦相手がコールしやすい低めの金額で続けていては、最後まで相手が降りずに、リバーで負けてしまうこともあります。
極端な話、ポーカーは自分が強いハンドがなくても、相手が勝負から降りてくれれば、残ったプレイヤーの勝率は上がります。強い役が作れそうなカードなら、先手を打って強気にレイズ(賭け金を上げる)すれば、順番が後のプレイヤーは警戒してフォールドする可能性が上がります。
それでも、勝負を続けるプレイヤーは、自分よりも強い役を持っていることが推測されるため、自分がフォールドした方が良いか考える判断材料になります。
相手のプレイスタイルを理解する
ポーカーの勝率を上げるコツで欠かせない1つに、他のプレイヤーのプレイスタイルを把握することがあります。
ポーカーは自分のカードを揃えることだけに集中していては勝てません。対戦する相手の状況によって、自分がもっとベット額を上げた方が良いのか、ここは降りた方が良いのか判断をしなくてはなりません。相手がどういう癖やプレイ傾向があるのか意識して見ましょう。
相手の態度や表情を観察してクセを読む
対戦相手のクセが読めるようになることはポーカーで勝つために非常に重要です。
ライブポーカー
各プレイヤー同士で対戦している場合は目の前の行動を見逃さないようにしましょう。表情や視線、仕草で読み取れるものがあります。再度ハンドを確認したり、頭をかいたり、目線が動いたり、急に声が出たり、サインがあるものです。
オンラインポーカー
オンラインポーカーでは、素早くアクションをしたか、時間を使ってチェックしたか、などでハンドを推測したりすることができます。アクション時間の変化で読み取り、判断材料にしましょう。
忍耐強くプレイし、ポーカーフェイスを保つ
ポーカーは長期的に勝つことを目標に勝負します。短期的に勝ったり負けたりしても、興奮しないよう、辛抱強いプレイをすることが大切です。焦ったり上手くいっていない様子を顔や態度で見せてしまうと、相手につけ込まれやすくなります。
一度負けても取り乱さず、淡々と自分の作戦を実行し、相手に悟られないように一喜一憂を見せずポーカーフェイスを保つトレーニングをしましょう。
ハンドレンジから参加を見極める
ハンドレンジとは、配られた2枚のカードの予想される組み合わせの範囲です。この組み合わせを表にしたものがハンドレンジ表です。ポーカーのハンドレンジを覚えると、自分のポジションや状況において、勝負に出た方が良いのかフォールドした方が良いのかがわかります。
感覚に頼るだけではポーカーは運任せになりますが、ハンドレンジを覚えると効率的にポーカーの勝率を上げることにつながります。
スモールブラインドかビックブラインドかなど、ポジションによってハンドレンジ表は変わるため、いきなりまる覚えするのは困難です。最初はハンドレンジ表を見ながら、オンラインのポーカーゲームで練習するのがおすすめです。
適切かつ適度なブラフをかける
ブラフとは、自分のハンドが弱いことを悟られないよう、強気に振る舞って相手のフォールドを促すことです。いわゆるハッタリで、相手が「勝てない」と誤解して降りることを狙う作戦になります。
逆に、強いハンドを持っているのをバレないようにして弱いと見せかけて他のプレイヤーにベットさせ、ポットを大きくすることもあります。
ブラフはポーカーの心理戦の醍醐味でドラマチックですが、ブラフを使いすぎると、あなたの作戦が読まれてしまいます。使いすぎは禁物です。
純粋なブラフとセミブラフ
ポーカーのブラフには目的に合わせた種類があります。
純粋なブラフ・・・弱いハンドを持っている時に使用します。他のプレイヤーがあなたが強いハンドを持っていると誤解してフォールドするのを狙います。デメリットは、相手がフォールドせず、コールされたら負けという点です。
セミブラフ・・・まだこれから強くなる可能性があるハンドを持っている時に使います。ブラフに失敗しても、次のカードで勝てるかも、という時に限ります。もし相手がフォールドしてくれたらラッキー、でもまだ負け確定ではない状態です。
具体的な戦略を適用する
勝てるテーブルを選ぶ
本場のランドカジノでは、ポーカーに慣れない素人がやってくるのを上級者プレイヤーが待ち構えていることがあります。経験が浅いうちにポーカー超上級者と同じテーブルについては全く歯が立ちません。賭け金を総取りされるだけです。明らかに勝てなさそうなテーブルは避けてテーブルを選びましょう。
知識のなさそうな雰囲気のプレイヤーや消極的なプレイヤーなど、自分が勝てそうなテーブルを選ぶのがポーカーのコツです。
状況に応じてベット額を変える
ポーカーは、プレイヤーの賭け金を勝者が総取りできるゲームです。より多くのチップを獲得できるよう、場面によってベット額を変えながらプレイするのが効果的です。
特に、確実に自分のハンドが強いと確信している時、ベット額が少なすぎるのもよくないですが、いきなりオールインしてしまって他のプレイヤーがすぐにフォールドしてしまっても、賭け金は増えません。難しいバランスではありますが、場面や人数によってベット金額を変えてみましょう。
3betと4bet
ポーカーの3bet(スリーベット)と4bet(フォーベット)は、自分のハンドが強いと他のプレーヤーに主張するアクションです。プレイに一通り慣れてきた中級者向けの戦略といえます。
3betは、まず他プレイヤーのベットが入って(1)、他プレイヤーのレイズが入って(2)、次のプレイヤーがリレイズして「3bet」、3betに対してさらにリレイズしたら「4bet」となります。
自分のハンドが強いと他のプレーヤーに主張しているので、他のプレイヤーが勝負を降りたり、自分が主導権を握るようになります。
ハンドレンジを覚える
ハンドレンジは配られた2枚のカードの予想される組み合わせの範囲のことです。自分に配られた2枚のカードの組み合わせによって勝率が異なるため、ポーカーゲームに参加すべきか判断ができるのと、相手のハンドも想定しやすくなります。
「ハンドレンジがタイト」とはポーカーゲームに参加する範囲が狭く、本当に強いハンドの時しか参加しないことを意味します。勝率は高く損失を抑えられるメリットがある一方で、ポーカーゲームに参加できる機会が少なく、相手に警戒される可能性もあります。
「ハンドレンジがルース」とは、ちょっと弱い2枚のカードでもコールして、ポーカーゲームに参加する範囲が広いことです。たくさんポーカーゲームに参加できる一方で、たくさん賭けるため、チップを失う可能性があります。
注意点は、ハンドレンジやアクションのパターンがあまりにも画一的だと、相手にハンドを読まれてしまう恐れがあります。
また、ハンドレンジは、ポジションによって変わります。ポジションごとのハンドレンジ表を覚えることがおすすめされます。
よくある間違い・失敗例
プレイに正しい方法があると考える
ポーカーのハンドの強さやルールに正解はありますが、プレイはその時の場合によって適切な答えは変わります。いつ何時も確固たる正解が一つではないのです。
ポーカーは頭脳戦、心理戦とも言われるように、複雑な面もあるゲームです。チェスや将棋、囲碁のように一対一とは限らず複数の対戦相手がいる場合もあります。このカードが配られたら絶対こうすれば勝てる、というたった一つの正解を求めない方が良いと考えられます。
強いハンドがこない限り勝てない
ポーカーで強いカードが配られればもちろん勝てる可能性は高まりますが、いつも良いカードが配られるとは限りません。勝てなさそうな手札の時でもブラフを入れたり、強気なレイズをして相手にフォールドさせるようにプレッシャーをかけたりすることが、ポーカーにおける本当の実力とも言えます。
ポーカーゲームのバリエーション
ポーカーは何十種類もバリエーションがあり、たくさんありすぎて迷うほどです。それぞれカードの枚数やルールが少しずつ異なり、勝つための戦略も違ってきます。ここでは、多種多様あるポーカーゲームの中から、人気の4種類のポーカーゲームを紹介します。
カジノホールデム(Cashino Holdem)は、オンラインカジノで遊べてポーカー初心者にもすぐにチャレンジできる人気ゲームです。複数のプレイヤーとの対戦ではないため、緊張しやすい人でも周りを気にせず気軽にプレイできるメリットがあります。
ルールは世界的に最も人気のポーカー「テキサスホールデム」とほとんど同じで、オンラインカジノ用にアレンジされたポーカーです。プレイヤーは2枚のホールカードと5枚のコミュニティカードを組み合わせて、できるだけ強い5枚のハンドを作成します。
カジノホールデムの特徴はディーラーとの対戦で、他のプレイヤーとではない点です。オンラインカジノゲームなので相手とリアルに対面せず、駆け引きや心理戦は重要ではなく、シンプルに楽しめます。オンラインカジノのライブカジノでは、本物のディーラーとの直接対決が魅力でもあります。
スリーカードポーカーは、簡単なルールが特徴で、短時間でプレイ可能です。サクサク勝敗を決めたい人に向いているポーカーです。複雑な戦略や心理戦が必要ないため初心者にも遊びやすいポーカーゲームです。
プレイヤーとディーラーとの対戦形式で、それぞれ3枚のカードを持ち、最終的に強いハンドを持つ方が勝利します。使用するカード枚数が少ないこともあり、テキサスホールデムやカジノホールデムなど他のポーカーゲームに比べてルールがシンプルで、初心者にも分かりやすいです。
プレイヤーがディーラーと対戦するゲームで、プレイヤーもディーラーもそれぞれ5枚のカードが配られ、その中で役を作ります。難しい駆け引きが求められないので、初心者でもチャレンジしやすいポーカーです。
カリビアン・スタッド・ポーカーの特徴は、強制的にディーラーが勝負から降りるというルールがあります。ディーラーは役がない状態と、ワンペア以上にならず、AとKの両方が含まれていなかった場合は、強制的にゲームから降りるため、プレイヤーは無条件で勝者になります。
オマハ・ポーカー – プレイヤーに4枚のホールカードが配られ、5枚のコミュニティカードが使われるポーカーです。この9枚のカードの中から、2枚のホールカードとコミュニティカード3枚を組み合わせて5枚で役を作ります。
テキサスホールデムよりホールカードが2枚多いため、より戦略性が高いポーカーと言われています。テキサスホールダムを覚えて、次に何か違うポーカーをプレイしたい人に向いているでしょう。
成功するポーカープレイヤーの特徴
初心者がポーカーのコツを掴むには、上手い人の特徴をマネるのが近道です。成功しているポーカープレイヤーは、たくさんの経験からポーカーで勝つ方法を知っています。
成功者からポーカーの勝ち方を学びましょう。
運ではなく論理的に考える
ポーカーは基本的には確率のゲームです。ディーラーが最初に配るホールカードの運はありますが、その後の判断は運任せではありません。ポーカーで賞金を稼いでいるプロは、オッズと確率を用いて戦略的決断しています。
ポーカーの確率の考え方は本もたくさん出ています(例えば「確率の考え方」マシュー・ヒルガー著、「東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考」木原 直哉著、など)。ポーカーをプレイするのに数学がすごい得意である必要はありません。基礎的な考え方を身につければ、他の人の一歩先を行けるでしょう。
オンラインポーカーで練習する
将棋やチェスなどプロの勝負の世界でも、オンラインゲームを使って練習をすることは常識となっています。オンラインカジノやオンラインポーカーは練習相手や場所を探さなくても、スマホやパソコンでいつでもポーカーの練習ができるわけですから、使わない手はありません。
現金を賭けずにポーカーなどで遊べるアミューズメントカジノもありますが、通える近所にあるとは限らず、出かける時間やお金もかかります。オンラインカジノでプレイできるポーカーであれば、24時間いつでもアクセスして腕を磨けます。
精神的に安定している
プロであっても毎回ポーカーで絶対に勝てるわけではありません。誰でも波があり、その日の状態で良い結果が出せないことは必ずあります。ポーカーで負けている時ほど焦ってプレイすると、相手に見透かされてしまいます。相手に付け込まれないよう安定した精神でプレイできることが重要です。
ポーカーで熱くなりすぎると冷静に判断ができなくなり、後で後悔をするような行動を衝動的にしてしまうこともあります。一つ一つのゲームで一喜一憂せず、熱くならない、ポーカーが強い人は冷静に長期的な勝利を目指します。
熱くなってしまった時は少し休憩をしたり時間をとって、気持ちを落ち着かせる工夫をしましょう。
継続的に勉強し、経験を積む
本やブログ、攻略サイトなど、ポーカーを勉強できる機会はたくさん溢れています。他のプレイヤーが打っているポーカー動画、特にプロポーカーのプレイ動画はとても勉強になります。
勉強したポーカーのスキルは、最初はメモや表を見ながら実践したいところ。ランドカジノではメモを広げてポーカーをプレイするわけにはいきませんから、オンラインカジノで周りを気にせず練習するのが良いでしょう。
初心者から上級者へ成長するコツ
ポーカーは確率のゲームです。ポーカープロに近づくには、確率を理解して活用することが近道となります。
オッズとアウツを理解する
【オッズ】
ポーカーのオッズとは、今自分がベット(コール)する額と、勝った時に得られるポットの比率です。オッズの計算は、現在のポットの総額 ÷ 自分がコールするベット額、となります。
例えば、それまでにポット100ドル入っていて、相手が50ドルベット、すると自分がコールするには50ドルベットになります。この時のオッズの計算は次の通りです。
現在のポットの総額(100 + 50 + 50) ÷ 自分がコールするベット額(50)=オッズ4倍
このオッズから、必要勝率を導きます。必要勝率が分かれば、コールするべきかどうか判断できるようになります。
1 ÷ オッズ × 100 = 必要勝率 %
先ほどの例のオッズ4倍を当てはめると、1 ÷ 4 × 100 = 25%、つまり、勝率25%以上であればコールする、それ以下であればフォールドする、と判断できます。
【アウツ】
ポーカーのアウツとは、役を完成させられるカードの枚数のことです。これが来れば逆転できる!というカードの枚数です。アウツの計算ができると、自分の役を完成させる確率がわかるようになります。
アウツから勝率をざっくり見積もる計算は、役を完成させられるカードの枚数 × 2%または4%、となります。これはあくまで近似値で正確な数字ではありませんが、判断材料として活用できます。
例えば、アウツが8枚の場合、8 × 2% =約16%となります。
さらに詳しい説明はややこしいためここでは省略しますが、計算は苦手という方でも、アウツ別の勝率早見表などがありますので、ネットで検索して使うといいでしょう。
HUDなどのポーカーツールを活用する
ポーカーのHUD(ヘッズアップデイスプレイ)とは、プレイヤーのプレイ傾向をデータ集計した統計「スタッツ」が見られるツールです。相手の弱点を確認したり、自分の改善すべき点を見つけたり、分析してより勝率を上げたい時に活用できます。
世界中でよく使われているポーカーのHUDツールとして、HOLDEM MANAGERとPOKER TRACKERが知られています。
ポーカーで勝つためのコツ まとめ
ここまで解説した、ポーカーのコツをおさらいしましょう。
- 潔くフォールドする
- むやみにコールしない
- 相手にプレッシャーをかけてフォールドさせる
- 相手のプレイスタイルを理解する
- 相手の態度や表情を観察してクセを読む
- 忍耐強くプレイし、ポーカーフェイスを保つ
- ハンドレンジを覚えて参加を見極める
- 適切かつ適度なブラフをかける
- ポーカーは運ではなく論理的に考える
- オンラインカジノでポーカーを練習する
- 精神的に安定している
- 継続的に勉強し、経験を積む
こうしてみると、ポーカーって奥が深いんですね。
そうなんだ。本当にポーカーが好きな人は、「ポーカーは簡単に勝てないから好きだ」っていうくらいなんだよ。
難しいから面白いっていうことですね。私も勉強します!