米MGMリゾーツ社、大阪IRの開設を “2030年1~6月 “に検討

2030年開業のMGMリゾートのバナー

政府が承認した大阪IRプロジェクトに関連して、米国の主要な経営企業であるMGMリゾーツインターナショナルは、2023年5月2日に開業を2030年1月から6月の間に予想していると示しました。

政府によって承認された大阪IRの開発計画は、2029年の秋から冬を目指すと最初に発表されました。現時点では、MGMジャパンや大阪府・市の政府は、開業日に関する公式な変更を発表していません。

MGMジャパンとORIXが明言: 「これは公式な計画変更ではありません」

カジノで日本のプレーヤーとバナー
「大阪IRは「大阪IR株式会社」によって運営され、MGMジャパン、ORIX、その他の企業が参加します」

大阪府と市の元の計画によれば、大阪IRの目標開業日は2029年に設定されていました。しかし、政府の承認が6か月遅れたため、開業が延期される可能性が示されています。

MGMリゾーツインターナショナルは、2023年5月2日(日本時間)に開催された第1四半期の財務結果会議で、CEOのビル・ホーンバックルが大阪IRの開業日に言及しました。ホーンバックルは、2030年1月から3月の期間または4月から6月の期間に開業する可能性が高いと述べましたが、詳しい説明はありませんでした。

ホーンバックルはまた、2023年9月までに施設建設の開始など、具体的な計画が詳細に記載された実施契約の草案を作成する意向を表明しました。

ホーンバックルの開業時期に関する発言に対し、MGMジャパンの代表者はタイムラインに変更はないことを明確にしました。同様に、ORIXの代表者も現行計画の変更はないと強調し、これは目標開業日の公式な変更ではないと述べました。

大阪府知事吉村洋文:「国政の審査遅延により避けられない状況が生じた」

大阪府知事吉村洋文が国政の審査遅延による開業日の遅延について言及

5月10日の記者会見で、大阪府知事の吉村洋文は、国政の審査遅延により開業日が避けられず遅れることを認めました。彼は、日本の政治が意思決定を行う速度が世界基準と合致しない可能性に懸念を表明しました。

ただし、吉村知事は現時点では公式な計画変更を行っておらず、開業の具体的な時期について運営者と協議を行っています。

大阪IRコーポレーションと府市の間での実施協定の締結に加え、施設の建設は弓島の土地契約が完了次第開始される予定です。正式な開業に先立ち、カジノ運営を認可する「カジノライセンス」の取得も必要となります。

弓島のIR建設予定地における土壌問題などの重要な課題が残されており、今後は府市がこれらの課題を解決し、プロジェクトのスケジュールを進めていく姿勢が注目されます。

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