現在ではオンラインカジノで誰でもプレイすることができるバカラですが、かつては貴族の間で人気があったため、「カジノの王様」と呼ばれています。戦略性よりも運を感じさせるシンプルなルールが、老若男女を問わず人気の理由といえるでしょうか。
特にアジアでは最も人気のあるカジノゲームとして知られており、日本人プレイヤーの間ではバカラが最もプレイされていると言われています。
しかし、バカラは本当に運次第なのでしょうか?運に頼らずバカラに勝つ方法はないの?ということで、今回は、バカラで勝つための4つの攻略法をご紹介します。
バカラのルール
攻略法を紹介する前に、簡単にルールを説明しておきます。バカラは、「バンカー」と「プレイヤー」のどちらのカードが9に近いかを予想するだけのシンプルなゲームです。「プレイヤー」という言葉は、ゲームをプレイする人を指すのではなく、あくまでゲーム内での名称です。バカラゲームに参加するユーザーは、「バンカー」と「プレイヤー」のどちらかに賭けることができるのです。
バカラを制する4つのポイント
ドロー(TIE)に賭けるのは避ける
バカラにはバンカーの勝利、プレイヤーの勝利の他に、ドローがあります。ドローは引き分けで、ペイアウト率は8倍とかなり高めに設定されています。プレイヤーベットは2倍、バンカーベットは1.95倍、ドローベットは8倍と、より高い配当が支払われることもあって、ドローに賭ける誘惑に駆られるところですが、これは良いアイデアではありません。
ドローを避けるほうが良い理由は、ドローで勝利する確率は10分の1程度とかなり低いからです。だからこそ、ハウス側もドローを高配当に設定しているのです。もちろん、当たらなければ賭け金は戻ってきますが、ドローで勝ちを待って賭け続けるのはリスクが高いので、避けるのが賢明です。
迷ったときはバンカー
ドローはハイリスクだと今説明しましたが、では、一番低いリスクは何でしょうか?それは、バンカーです。バカラでは、バンカーに賭けた場合の勝率は50%をわずかに超えています。プレイヤーに賭けた場合の勝率より若干高いのです。そのため、プレイヤーに賭けるかバンカーに賭けるか迷ったときには、とりあえず、バンカーに賭けた方が勝率が高いのです。
特に、バンカーに最初のベットをして勝利した場合は、バンカーにベットし続けるのがひとつの戦略です。もちろん、勝利が永遠に続くわけではありませんから、こだわり過ぎるのは禁物ですが、気分転換したい場合など、バンカーからやり始めるのがおすすめです。
ミニバカラは要注意
従来のバカラでは、プレイヤーは1時間に平均40回の判定を行うと言われていました。一方、最近のミニバカラでは、従来のバカラよりもダイナミックなゲーム展開がみられます。
そのため、ミニバカラでは1時間あたり平均150回以上の判断を行っていると言われています。バカラより最低ベット額が低いとはいえ、1.06~1.24のハウスアドバンテージがあるので、150回連続で負けると痛い目にあいます。
ミニバカラをプレイするときは、負けるまでバンカーにしか賭けないというベッティング戦略をお勧めします。そして、プレイヤーが負けるまで賭ける、バンカーに賭ける、これを繰り返す。展開の早いミニバカラでは、戦略をとらずにただ賭けていると、いつの間にか負けがこんでしまいます。戦略をたてて、取り組みましょう。
資金管理を徹底する
バカラというゲームは、ある意味、コインをはじくようなものです。勝つことと負けることは紙一重。次は勝つぞ!と思っていたら、払い過ぎになってしまうことも。
ですから、プレイする前に、そのセッションで使う金額をあらかじめ決めておくのが肝心です。そして、そのリミットに達したら、必ず休んでください。ここでいう休憩とは、「席を立って少し伸びをする」という意味ではなく、「外に出て気分転換をする」という意味です。散歩をしたり、お茶を飲んだり、リラックスして気持ちを落ち着かせる時間を十分にとってください。
バカラで賞金を獲得したら?
バカラでお金を稼いだとき、「もっと続けて稼ぎたい!」という思いがありますよね。でも、ここが大切です。何故なら、バカラは「負けやすいゲーム」でもあるからです。確かに、せっかく回ってきたツキを利用したいという気持ちは分かります。しかし、ここが考えどころ。
そのような場合は、まず賞金の半分だけを使うようにするとよいでしょう。賞金の半分が儲からず、半分が消えたとします。その場合、残りの半分の賞金で休んでください。そしてまた、気分転換。バカラで勝ち続けるには気分転換が大切なのです。何しろ、カジノの王様ですから。
まとめ
他のポーカーやブラックジャックに比べ、バカラには勝率を上げるための戦略があまりないのです。しかし、今回紹介する4つの戦略は、バカラというゲームの基本的な心理戦略であり、実際に勝っている多くのプレイヤーが利用しているものです。まだ試したことがない方は、ぜひ実行してください。